- ごあいさつ
当番世話人:松本 太郎
(日本大学医学部機能形態学系細胞再生・移植医学分野教授)- 「第10回日本先進医工学ブタ研究会開催にあたって」
- この度、第10回日本先進医工学ブタ研究会の当番世話人を務めさせていただくことになり、大変光栄に存じます。記念すべき第10回の開催を迎え、医用ブタを用いた臨床応用への橋渡し研究の重要性が一層増していると実感しています。そこで今回は、「ブタを用いたトランスレーショナルリサーチの最前線」をテーマに、皆様と最新の知見を共有し活発な議論を行う場を提供させていただきたいと考えています。本研究会は、幅広い領域の研究者が「医用ブタ」をキーワードに学際的な視点から議論と交流を深めるユニークな場です。近年、異種移植用ドナーブタの開発が急速に進み、実際に臨床試験が始まるなど、世界中で高い注目を集めています。加えて医療の急速な発屎に伴い、新規医療デバイスの開発や、最新医療手技のトレーニングなど灰用ブタのニーズは拡大しています。しかし一方で、安定供給、感染症予防に関する規制対応、さらには事業性といったさまざまな問題を抱えています。本研究会がこうした課題に関しても活発な議論の場となることを願っております。
- 今回、3つのシンポジウムを用意しました。シンポジウムl「トランスレーショナルリサーチに向けたブタの利用一日本大学での試みー」では、日本大学での医用ブタ研究の歴史や実例、医学教育への利用などについて、大西彰先生ら5名の先生方にお話いただきます。シンポジウム2「ブタを用いた異種移植の最前線」では、まず、田崎正行先生および現会長の佐原寿史先生から日本の異種移植の現状についてご紹介いただき、さらに名誉会長の山田和彦先生から米国における異種移植の最新事情についてご講演いただきます。シンポジウム3「医用ブタの最新施設および設備の現状」では、日本を代表とするブタ飼育・研究施設の先生方5名より、施設の概要や規制対応などについてお話しいただきます。一般演題セッションでは、区用ブタに関する新たな技術や応用研究について、計7題の興味深い発表が予定されています。
- 会場の日本大学桜門会館はJR市ヶ谷駅より徒歩2分の便利な立地にございます。初日(11月15日)の講演終了後には、懇親会を予定しており、皆様が交流を深める場として楽しんでいただければ幸いです。
- 最後に、本研究会の開催にあたりご尽力いただいた会長の佐原寿史先生、事務局の皆様に心より感謝申し上げます。皆様のご参加をお待ちしております。
- 会 期
- 2024年11月15日(金)13:00~18:00、11月16日(土)9:30~12:15
- 会 場
- 日本大学桜門会館3F 大会議室
〒102-0076 東京都千代田区5番町2-6 - 懇親会
- 2024年11月15日(金)18:00~20:00 日本大学桜門会館4F 桜ホール
- 参 加 費
- 7,000円(懇親会参加費として別途4,000円を申し受けます)
※本研究会における「研究会参加費用」の課税区分につきましては、当研究会が営利目的とした事業者ではないことから「非課税」となります。また適格請求書発行事業者ではございません。 - 世話人会
- 2024年11月16日(土)9:00~9:30 日本大学桜門会館3F 301会議室
- 参加申込
- 以下の参加申込書あるいは、お届けした案内状やメールに添付される参加申込書に必要事項をご記入のうえ、11月12日(火)までに、事務局までメール(xenotoiawase@gmail.com)もしくはFAX(099-275-5502)でご返信ください。
代表の方がまとめてお申し込みいただいて問題ありませんが、その際は参加者全員の氏名、全員の懇親会参加の有無に関してご記載いただくようお願いします。
本研究会は参加申し込みの有無にかかわらず、研究会・懇親会共に参加いただくことは可能ですが、参加人数把握のために、申込書へのご記入、ご返送をお願い致します。
申し込み時の情報は、本研究会に関わる連絡にのみ使用させていただきます。
なお会場に駐車場はございません。 - 【 参加申込書PDFダウンロード 】
- 会場までの交通案内
- 〇JR中央線・総武線「市ヶ谷」駅下車 徒歩2分
〇都営地下鉄新宿線、東京メトロ有楽町線・南北線「市ヶ谷」駅 下車 3・4番出口 徒歩2分 - 当センターには、利用者様向けの駐車場はございませんので、公共交通機関を御利用下さいますようお願い申し上げます。
- 演者の方へ
- 今回の研究会では事前にスライドの登録をお願いしております。登録方法に関しては別途メールでお送りしておりますが、ご不明な点がありましたら、お手数ですが事務局までお問い合わせ下さい。
- 企業展示のご案内
- 本研究会に協賛いただく企業の展示ブースを設けますので、ぜひお立ち寄り下さい。
- 演題募集
- 「①関連施設紹介」「②先進医工学ブタの開発」「③先進医工学ブタを用いた各種応用研究」「④実験動物の生産・供給」について幅広く募集いたします。ご応募いただいた演題につき、シンポジウム・一般演題(一部指定・公募)によりご発表いただく予定です。
- 演題募集期間
- 2024年9月2日(月)~10月18日(金)
- 演題応募方法など
- ●演題名、発表者の氏名と所属を添えて、xenotoiawase@gmail.comまでメールでご応募下さい。
●要旨の原稿はA4判縦1頁(余白上下左右全て25mm)で作成下さい。
●日本語はMSゴシック、英数字はArial(英数字は半角を基本)、フォントサイズ12Pで作成してください(演題名と氏名・所属を含む)。
●原稿を頂戴した後、最終的な体裁の調整をさせていただくことがございます。 - 事 務 局
- 日本先進医工学ブタ研究会事務局
〒890-8520 鹿児島市桜ヶ丘8-35-1
鹿児島大学先端科学研究推進センター 生命科学動物実験ユニット 大動物研究推進部門内
事務局代表 岩永健裕 (E-mail: xenotoiawase@gmail.com TEL: 099-275-5496 FAX: 099-275-5502)